人生戦略100年時代2017/02/17 09:38

  昨日の茨城新聞のコラム欄「いばらき春秋」にも出ていましたが、「ライフシフト」(著者リンダ・グラットン)が話題となっています。この本は長寿時代の人生戦略がテーマとなっています。2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107歳以上生きることが予想されると云うことです。つまり、100年以上生きる時代がやってきたのです。長寿時代では、従来の人生の基本となる「教育→仕事→引退」と云う「3ステージ」の生き方はもう通用しないと云うことです。今後は3ステージを順に辿る生き方ではなく、様々な状況に対応する「マルチステージ」の生き方をするようになるだろうと予測されています。長寿社会の100年時代に生きるためには、お金も大切ですが、次の3つの無形資産が重要になってきます。その3つの資産を解説致しましょう。
1.生産資産(仕事で成功し所得を増やすのに役立つ)
 ①スキルと知識、②仕事仲間、③個人的な評判
2.活力資産(肉体的・精神的な健康と幸福)
 ①身体的健康、②バランスの取れた生活、③友人関係、④家族との良好な関係
3.変身資産(人生途上での変化と新しいステージ移行の意志と能力) 
  ①自分の能力、②人的ネットワーク、③ポジテブ志向
 以上、人生100年時代のポジテブな側面について述べましたが、課題も沢山あります。例えば、生まれた時点で所得格差がある貧困な子どもの増加、若年層の婚姻率低下、離婚率の増加、家庭崩壊等が挙げられます。これらの各種格差により医療格差も広がり、老年になって健康格差、平均寿命格差も広がる恐れも出ています。
 これからは、マルチステージになります。従来の3ステージにこだわらず、挽回のチャンスも多くなると思いますので、自分の今を見直し頑張って欲しいと思います。併せて、政府、企業、社会、学校等も適切なセーフティネットを構築して頂きたいと思います。
 私も71歳になりましたが、何となく未来に対して不安がありますが、人生100年時代にはまだまだ時間があります。再度人生設計を見直し、明るく健康で有意義な人生を送りたいと思います。皆さん!ポジティブに生きましょう。