名馬里ヶ淵の伝説2019/11/25 16:33

11/23(土)午前中雨が降っていたので、紅葉が見頃の花貫渓谷に行こうとしたが、途中で雨が激しくなってきたので渓谷には行かず、雨に濡れて鮮やかな名馬里ヶ淵の紅葉を撮った。名馬里ヶ淵は、国道461号線に沿って大小様々な滝が連なり、密かに渓谷美を誇っている。ここで、名馬里ヶ淵の伝説を紹介してみたい。昔、野々平と云う小さな村に伊兵衛と云う男がいた。飼っていた雌馬が不思議な子馬を生んだ。子馬には角があり、身体は竜のようで、家の者たちが奇怪なしぐさをするこの子馬を怖がるので、伊兵衛はナメリガ淵と云う所へ、この子馬を沈めてしまった。するとその夜、大嵐が起こり、大洪水が野々平を襲って、村は跡形もなく流されてしまった。村人は伊兵衛の子馬の霊の祟りだと噂をしたと云う。
そんな、伝説を知っているのか、知らないのか、もみじが鮮やかに紅葉し周りを明るくしていた。





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