あじさいの花の色2012/07/01 22:46

あじさいの花の色はアントシアニンという色素によるもので、その一種のデルフィニジンが含まれている。土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」といわれている。これはアルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかにpHが影響するためである。すなわち、土壌が酸性だとアルミニウムが溶け出し吸収されて花が青色となる。逆に中性やアルカリ性であれば、アルミニウムは溶け出さず吸収されないため花は赤色となる。でも同じ土壌に赤と青の花が咲いていた。これは種類の差である。

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